No.110新疆ウイグル自治区③ー大規模デモが起きた地・国際大バザールーウルムチ

—前回までのあらすじ—

シルクロードの旅最初の街新疆ウイグル自治区・ウルムチ。そこは数多くの国と接する大きな自治区であった。ウイグルの地の歴史を学べる新疆ウイグル自治区博物館、そこに向かったはずが誤ってウルムチ博物館についてしまう。紆余曲折ありながらも新疆ウイグル自治区博物館についた私は紀元前にいきていた人のミイラと対面したのであった。


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おいでやす〜。

はじめに

イチローが日本にやって来ました。私達のスーパースターです。イチローはスーパースターという言葉が好きじゃないそうです。東京ドームでマリナーズが開幕戦を行うのです。オープン戦で巨人と対戦しました。野球を知らない人でも知っているそんな人間だと思います。

オリックスで活躍、阪神・淡路大震災の年には「がんばろうKOBE」のスローガンで優勝。その後シアトル・マリナーズへ。朝起きれば毎日複数安打していたイチロー。ヒットが一本だと不調なのかな?と思わせる様な安打製造機でした。

でした。と書かざるを得ない状況が続いており、日本での開幕戦を機にもう試合に出れない可能性がほぼほぼです。それでも「イチローなら何かしてくれる!」という気持ちにさせてくれる選手であり、最後まで、最後まで応援しようと思っています。

国際大バザールへ

(前回からの続き)

ウルムチ観光初日、ウイグル自治区の歴史が学べさらに「ミイラ」なんてものが展示されていると言う「新疆ウイグル自治区博物館」に興味津々になった私は博物館に向かいました。

…が、誤って「ウルムチ博物館」到着。笑

やれやれ、しかもこんな感じでガッツリウルムチ博物館って書いてあるのに全く気付かず、「お前何しに来たんだ?」と言わんばかりの警備員の表情でもノコノコ入場した私。

ローカル感満載の、正に地元の博物館って感じでした。でも結構面白かった。

気を取り直して向かった「新疆ウイグル自治区博物館」

新疆ウイグル自治区は、8つの国に接しており中国において非常に重要な土地柄であると同時に、それだけ数多くの民族で構成されていた地だったのです。それが今、漢人によって脅かされています。今後どうなっていってしまうのか。

さて、夕方になったものの観光する時間はまだあったのでバスに乗って「国際大バザール」へ向かうことにしました。これが最初のバザール。ここから中央アジアに入りバザールの日々を送るのです。

バザールは「市場」です。野菜とか食材を始め、香辛料、また日用品など最早「AEON」の様なそこに行けば大抵何かある。そんな場所です。バザール大好きです。

 

新疆国際大バザール到着。(国際大巴礼)

国際大バザール到着しました。おっきな建物がありました。柱の部分はそれとなく異国情緒を感じさせる様な形をしている様に感じました。

ちなみにここね。

ちなみにちなみに、「新疆ウイグル自治区博物館」からはバスで凡そ1時間くらいでした。

さあ、初バザールに潜入するのであります。

 

いつも通り、人が集まる様な施設にはこの様に公安がしっかりみんなを守ってくれます。だから、装甲車が必要なのです。ね?そうだよね?

「AEON」の警備に装甲車があったら安心だもんね!それと一緒!

入り口でもしっかり荷物検査。入る前に「どこの国出身だ?」と。日本と答えると大して検査もされずというか、形式ばった様な感じの検問で終了。ありゃりゃ。

そもそも何故ここはこんな厳重に警備がされているのかというと、昨今のウイグル人の拘束等のニュースが目立つきっかけになった事件が起きた場所だからなのです。

 

2009年「ウイグル騒乱」の場所

ここ国際大バザールは2009年に起きた大規模なウイグル人のデモの場所だったのです。

2009年ウイグル騒乱とは??

2009年ウイグル騒乱は、2009年7月5日に、中華人民共和国新疆ウイグル自治区ウルムチ市において発生した騒乱事件である。このデモに先立つ6月に広東省の工場でデマを発端として、玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷されたが、襲撃側の刑事処分が曖昧にされたことからウイグルでの不満が高まったことが本事件の引き金となったとされる。 新華社通信によると(2009年7月15日現在)、死者192名、負傷者1,721名に上る犠牲者が出たとしている。

東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)における抗議事件としては2008年3月のホータン市での抗議デモ以来の事件であり、1997年に起きたグルジャ市での大規模な官民衝突に匹敵する犠牲者を出した。

(wiki引用)

事件の背景には、中国当局によるウイグル人に国家の差別的な政策、東トルキスタンに国策で移住させられている中国人住民とウイグル人住民の間の経済的格差やウイグル人固有の文化的、宗教的権利が中国において尊重されていないとするウイグル人住民の不満があるといわれる。

以前から漢人との強い差別に悩まされていたウイグル人の怒りが爆発した形となっています。

この事件の内容もまた偏向報道されている可能性があるという話です。

2009年ウイグル騒乱

そんなデモの中心の場所だったのがウルムチ市。そしてこの国際大バザールです。この事件を契機に車も入れたこのバザールはこの様に厳重な警備の上、入場する必要があるのです。

 

ウイグル人もチベット人も共産党の人権侵害にずっと悩まされているのです。

 

イスラム建築の並ぶバザールの中へ!

さて、バザールの中にやってきました。建物はこの様にイスラム建築の異国情緒漂う建物でできています。

なんか建物が最近作られたのではないかと感じるくらいすごく綺麗だった。

中には多くのお土産やさんで溢れています。

ウイグルの伝統的な織物がたくさん並んでいました。素敵。

バザールといえば香辛料やドライフルーツなど。色鮮やかに並べられた香辛料はまるで虹の様に綺麗に並べられています。(一番下になっているものはダメになってそう笑)

二道橋清真寺の中は広くて、アクセサリーから伝統工芸品、香辛料など様々なものが売られていました。

顔つきは漢人と全然違います。

 

歩いていると、太鼓の音が。

楽器売り場のところでお兄さんが演奏していました。周りにはたくさんの人民、と、私。

リズミカルな音にこちらもリズムに乗って体を動かしたくなりました。

     

お気に入りの写真。演奏中に一瞬微笑んでくれていい写真が一枚取れました。優しいし嬉しい。

いい笑顔です。

 

平和なバザール。

家族団欒の雰囲気を感じれる。

前回も書いた様に、このウイグルの地を訪れる前は何も分からなかったわけで、降り立った時から「いきなりどこかでテロが起きたり、爆発が起きたりするのではないか!?」とビクビク。偏見がすごかったのです。

でもそんなことは全くなくて、

大バザールでデモがあったからと言って、危険な香りはまったく感じ取れなかった。あくまで個人の経験談ですが。

舞台があり、そこで遊ぶ子供たち。

やっぱり、子供って癒しを与えてくれる。全世界どこへ行っても。純粋無垢。

 

日本にいて、「ウイグル自治区で〜」とさらっとニュースを見るだけで「あそこは危ないんだ。」なんて知らないうちに体に染み込んでいた恐怖心がバカバカしかった。(自分でもビックリした。)

ここは複雑な問題を抱えた場所であり、確かに外国人が観光する場所としては普通の観光地とは違い、より強い注意が必要。でもシリアとかアフリカの一部の様に武装組織がそこらで屯ろする場所とは違うのです。

むしろ怖いのは街にはびこる公安。

休憩してたら、遊びにきていたウイグル人の家族に記念撮影をお願いされました。全員兄弟。隣の子は最初に中国人と言われても誰も信じれないです。

可愛い。奥さんも綺麗な方でした。

外国人の私に興味津々。

 

とても優しい家族でした。元気でね。

歩いては、休憩して、流れゆく人を眺めて。楽しかったな。

 

 

バザールの風景。

特に買いたいものがあったわけでもなく、フラフラ歩いただけですが国際バザールの写真をどうぞご覧ください。

帽子売りの人。

工芸品売りの人。

日が暮れてきました。いい感じ。

おそらく工事をしたであろうこの場所は、綺麗な建物が並び少し観光地チックな感じになっておりました。

バザール内をたくさんの人が行き来します。活気あふれていて、ここでデモが起きたなんて考えられません。

半月と夜の顔が見えてきたバザールのメインロード。

振り向いて反対側を撮影。

月と街灯がいい感じ。綺麗だなー。中国は大きすぎて、上海や北京の東海岸沿いの風景と中央アジア沿いの風景は全く違う。気候も人も景色も。

完全に日が落ちました。よし、そろそろ帰ろう。

ウルムチはウイグル人はそこまで多くないです。元々漢人の街であったそうですし。

明日、ここウルムチを出発し、キルギスの国境近くまで進みます。

ウイグル自治区の雰囲気を味合うにはまだちょっと物足りない感じもしましたが、ここは最初の場所としてよかったかなと思います。本当は「敦煌」とか「和田」とかも行きたかったけど。

 

歩くのが好きなので、そのままウルムチ南駅に行き、翌日のカシュガルへ向かう電車のチケットを買って戻ることにしました。

 

夜でも賑わう大バザール

およそ全ての場所を前割り切ったと思ったら、道路を挟んでまだ行っていないところがありました。

ガヤガヤと賑わう声。すごい人です。

ここは屋台やレストランが建ち並ぶ場所。ウイグル地方の料理から中華、その他たくさんの料理を扱うお店で溢れていました。

 

 

食事を楽しむ人民たち。

お気に入りの写真その2。

うん、なんだか楽しくなってきた!

最初は装甲車に出迎えられ、ビクビクしてた私ですが、ウイグル自治区の観光をもっと楽しみたい!恐怖心が和らいできたのでした。

 

さて、次なる都市「喀什噶爾(カシュガル)」に進むぞー。

 


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